「自主的に勉強する」子供の教育法 苦手な事すら勝手に克服する育て方とは
「息子がどうしても勉強したがらない"(-""-)"」
「娘がどうしても水を怖がってしまう"(-""-)"」
「うちの子は他人とうまく付き合うのがちょっと…」
この記事を読んでわかること
- 自主的に子供が勉強する方法
- 子どもに苦手を克服させる方法
- やってはいけない教育法
こんにちは! はるです(^^♪(はる(ブラックな科学) (@lifehackmark42) | Twitter)
どうも助手のマスクです( ^)o(^ )
子育てに関してはどこまで行っても悩みは尽きないものですよね?
とりわけ子供の勉強嫌いに悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
かくいう私も全く勉強せず、両親・祖父母を悩ませ続けた問題児でした"(-""-)"
今回はそんな悩める親御さん・教育関係の方々に向けて子供が自主的に勉強してしまう教育法について紹介します(^^♪
勉強したがらない、苦手を克服できない理由
まずは、なぜ子供が勉強したがらず、苦手を克服する事(嫌いな野菜を食べるなど)をしたがらないかについて解説していきます。
大人にできることは少ない
まずここから読み進めていくにあたり大前提として分かっておいてほしいことは、
大人が子供にできることは限りがある。ということです。
なぜ大人の言うことが聞けなのかというとそれは、
大人だからできると思っているのです。
たとえばこんなケースを想像してみて下さい。
↑いきなりこんな訳の分からん数式を見せられたとします。
それを一流大学院生にいきなり解説されても理解できる気がしませんよね?
子どもがおとなの説明を聞いているときもこんな風に感じてます。
話を聞かせる前からそれが伝わるかどうかは
すでに決まっている、っていうことです(*'▽')
子供の人格形成に親は50%しか関わっていない、という研究もあるくらいですし、
それじゃ、何も打つ手はないんですか?!
そんなことはないですよ(^^♪
ちゃんと打つ手はあります(^_-)-☆
次で詳しく解説します。
同世代の助けが必要
大人の言うことが聞けない。
つまり、何が勉強させるために必要なのかというと
それは、同世代の助けです。
あなたもこんな経験がないでしょうか?
「友達がやってるから自分もやってみよう」
となったことが。
つまり同世代や同じ境遇にある人の助言のほうが聞き入れやすいんです!
図書館や自習スペースなどに行くと勉強のスイッチが入るのも同じ理由です。
周りに「勉強をする」という同じ境遇の人がたくさんいるからです。
ですから、大人がなすべきこと、
それは自分の子供ができないことは、それができる他人の子供と過ごさせることによって解決させるのです。
例えば、自分の4歳の息子ジョニーがどうしても水が怖いなら、お隣さんの4歳のデップと一緒に水遊びをさせればいいのです。
同世代の助けの力はとても強く、
内向的な性格をとても社交的な性格に変える力があるのです。
一応根拠として実験例を紹介しておきます。
必要ない人はとばしてね(^^♪
心理学者のロバート・オコナーが行った実験です。
あなたも見たことがあるあろう、引っ込み思案でみんなで集まっているときも一人隅っこにいるような子供を対象に実験を行いました。
もしこんなことが解決できるのなら親としてはわらにでもすがりたい思いですよね。
そのような子供たちにある映画を見せました。
それは自分たちと同世代の子供が最初は自分と同じ引っ込み思案な性格でしたが、やがて積極的に物事に参加し、最後はみんなで楽しそうにしている様子でで終わる。といった内容でした。
その影響は強烈で引っ込み思案はな子どもたちは映画を見た後人の輪のなかにちゃんと入っていたのです。
ただの映画だけでも、一生続くであろう問題が一瞬にして解決されたのです。
大人にできることはせいぜい環境を整えることぐらいです。
- 人との交流を増やしてあげる
- 勉強しやすい環境を作る(本、机を買うなど)
- しっかりと褒める
この3点だけ抑えれば問題ないでしょう。
まとめ
ここまで学んだことをいったん整理しましょう(^^♪
- 大人にできることは少ない
- 同世代、同じ境遇の人の助けが必要
- 環境を整えてあげる
絶対にやってはいけないこと
ここからは子供の教育においてNGなことを紹介します。
他人と比べる
まぁ、これはよく聞くことではありますよね?
ですが、これがどういうことに関わるかはあまり聞いたことはないと思います。
では何が起きるかというと
- やる気をそぐ
- 非認知能力が下がる
簡単に言うとこの2点です。
やる気をそぐというのはいろんなところで
解説されていますのではここでは話しません。
問題は非認知能力が下がる。ということです。
非認知能力とは簡単に言えば、努力できるか・創造性・考えて動くちから・ひとの心が分かるか、などの数値では測ることのできない能力のことです。
これが下がってしまうなんて恐ろしいですよね。
こんな人間に育つのは嫌じゃないですか?
「学歴はあるけど何もできない」
一番ダサいでしょう。
ちなみにこの非認知能力を伸ばすなら若ければ若いほどいいです。
非認知能力の伸ばし方について解説された本を紹介しておきます。
無理やり椅子に座らせる
無理やり子供を勉強の席につかせる親が少なからず存在します。
でもこれってデメリットしかないんですね。
まとめ
ここまで学んだことをいったん整理しましょう(^^♪
- 他人と比べない
- 無理やり椅子に座らせない
まとめ
大人が子供に対してできることはせいぜい環境を整える事、
そして愛情を注いであげることです。
愛をもって子供が生きやすい環境を作れるように手助けしてあげましょう(^^♪
今回のオススメの本
今回は2冊紹介します。
1冊目は先ほども紹介した
「私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む」です。
この本は現代の科学でとても重要視されている能力「非認知能力」の伸ばし方について解説されています。
若ければ若いほどこの能力は伸びやすいので、教育に悩む親御さんはできるだけ早くこの本を手に取ってほしいと思います。
もう1冊は
「マインドセット:「やればできる!」の研究」です。
この本は社会心理学、発達心理学の世界的権威、キャロル・S・ドゥエックによって書かれた1冊です。
子どもの能力をを伸ばす教育とは何ぞや?
という疑問に迫った本になっております。
正直私の両親もこの本を読んでおいてくれてたらなーなんて思ったりもします。
最後までご精読いただきありがとうございました(^^♪