人はなぜ不幸を感じるのか ~幸せなのに不幸に感じるわけ~
皆さんは現在、
自分が幸か不幸か、
どちらを感じていますか?
圧倒的に不幸に感じる人が多いと思います( ;∀;)
(その理由は後程説明します)
また不幸に感じていなくても
漠然とした不安を感じてはいませんか?
今回は、
なぜそれほど悪い状況でもないのに
漠然とした不安や不幸を感じるか
について解説します(^^♪
不幸について
皆さんの中には
すごい幸せなのにもんもんとする、
急に不幸に感じる、
幸せなのが不安になってその幸せを手放す
なんて方もいるのではないでしょうか?
アメリカのある私立大学の博士が
記事で次のようなことについて言及していました。
人間は今を一番不幸に感じるように
進化したのではないか?
と
なぜこのような結論に至ったのかというと
現代の世界中の仕事は
どれも機械へ置き換わってきました。
そうなったならば、
すべての人の仕事がなくなることはないにせよ
少しは減っていってもいいはずです(*‘∀‘)
ですが現状はどうでしょう?
全く減っていませんよね?
何なら過労死というのが社会問題になっているくらいです。
なぜこのようなことが発生するのかというと
それは、
不安に感じるから
です。
何か新しいことをやらねばと
つまり、
現状維持は破滅を呼ぶを
人間は本能で理解しているのです。
次では不幸に感じる理由について
詳しく言及していきます(^^♪
不幸に感じる理由
①楽観バイアス
楽観バイアスとは、
未来ではお金持ちになっているだろう、
時間もたくさんある、
能力も技術も今より成長しているだろう。
という根拠のない自信持つことです(*'▽')
未来に対する自信持つことにより、
漠然と未来の自分は安泰だろうと
楽観視してしまうのです(*'▽')
つまり、
未来よりも現在のほうが不幸に感じるというわけです(^^♪
②ポリアンナ効果
ポリアンナ効果とは
簡単に言えば、
過去の出来事をバラ色の記憶にしてしまう
ことです(^^♪
トラウマになるような記憶を
ずっと覚えているのはつらいですよね"(-""-)"
そのような過去の嫌な体験を少なめに見積もって
「あの頃はよかったなー」
のように記憶を美化して
過去の栄光に書き換えるのです(*‘∀‘)
自分の過去を自慢するような人は
このポリアンナ効果で過去に脚色しているだけで
実際はそれほどでもないことがほとんどです( 一一)
つまり、
楽観バイアスとポリアンナ効果により
過去よりも未来よりも
今が不幸に感じる
という、
不幸が板挟みになっている状態なのです"(-""-)"
ですが、安心してくださいね(^^♪
ほとんどの場合は不幸なのではなく
不幸に感じているだけなのです(^^♪
③快楽の踏み車
踏み車・・・人力水車のようなもの。水面よりも高い場所へ水をくみ上げる装置
つまり、いいこと(快楽)になれてしまい、
求めるものが
どんどん高いところへ行ってしまう
ということです。
皆さんは、
最初は苦労してクリアしたゲームも
慣れて簡単にクリアできるようになると、
「もっと上のレベルはないのか?」
となりますよね?
それと同じようなものです(*‘∀‘)
対策法
未来に対しての楽観バイアスの防ぎようはないとして、
過去へのポリアンナ効果は対策ができます(^^♪
それは記録に残すことです(^^♪
その日何があった具体的に記録することで、
辛いことがあって「あの頃はよかったなー」
と思うことがあっても、
実際見返してみると、
「今とそう変わらないな」
となることがほとんどです(^^♪
楽観バイアスの具体的な対策法がないとはいえ
この事実を理解しているだけで十分な対策です(^^♪
しっかりこのことを覚えておいてください(^^♪
まとめ
人は今を一番不幸に感じことにより
進化してきました
より前に進めるように
幸せなのに不幸に感じることは
立ち止まるためではなく
細胞レベルでの
立ち止まらずに進め
というメッセージなのです(^_-)-☆
漕ぐことをやめれば自転車がバランスを保てなくなるように
進み続けなければならないのです
われわれ人間は。
今回オススメする本は
「ポジティブ・チェンジ」
です
この本は、
「これだけじゃやっぱり不幸だと思ってしまう!」
といった方にオススメです(^^♪
頭を使わない
ポジティブになるための7つのスイッチがあります(^^♪